☆ANGELとDEVIL†・。・。天界の姫と魔界の王子・。・。
「それじゃあ、ドレスをこの中から選んでおいてね。私も自分の支度をしたらまた来るから。30分くらいで戻るね。」
「うん…ありがとう。」
「じゃあ後でね。」
パタン
「……さて、急いで決めよう。」
カチャ
「!!?」
クローゼットを開くと、そこには数えきれない程のドレスに靴、宝石の付いたアクセサリーなどが沢山あった。
「ここ……クローゼット…だよね?」
私は恐る恐る、お店が開けるくらいの広いクローゼットに足を踏み入れた。
「……こんなにあったら選ぶに選べないよ〜!」
私がオロオロしていると扉をノックする音が聞こえてきた。
「真李亜……。」
その声は!
「巧くん、どうぞ。」