☆ANGELとDEVIL†・。・。天界の姫と魔界の王子・。・。
「なんだ、巧。俺たち3人を呼び出して何かあったのか?」
「遠回りなのは面倒ですので、手短にお話します。」
「僕と真李亜様の交際を認めて下さい。」
「「「!!!」」」
巧くんはサラっとストレートに告げると頭を下げた。当然私も慌てて頭を下げた。一瞬だけど、3人とも凄くビックリした顔をしていた様な気がする。
しばらく頭を下げていると、大天使様がこう言った。
「はははっ、許すも何もそれは2人で決めなさい。私は反対などせぬよ。むしろ可愛い孫娘が幸せになれるならなんでもよい。君は莉桜 巧と言ったね。」
「はい。」
「真李亜を宜しくな。」
「ありがとうございます。」
巧くんは、嬉しそうにしてまた頭を下げた。
「「クスッ…。」」