☆ANGELとDEVIL†・。・。天界の姫と魔界の王子・。・。
「俺は、悪魔だ!」
…え…悪…魔?……今の聞き間違えじゃないわよね?でも、本当に悪魔なら私たち天界の者は悪魔には関わるな!とお父様に言われているし………ここは!
「…本当に悪魔なら今すぐ私の前から消えて!」
「…は?何今さらそんなこと言ってんだよ?悪魔だって聞いたらそんな恐い顔をして、人間だと勘違いしてた時とは偉い態度が違うな。」
「!そ、それは私が貴方のこと悪魔だって気づかなかったからで………」
スッ…
彼の手が私の顔に触れると顎を軽く持ち上げられ、顔を覗き込むように近づけてきた。