永遠の絆


「え?」


健斗くんは耳を赤くした。



…待っててね。


すぐに…


付き合うからね?


…少しだけ…



時間を下さい。



「静音、絶対付き合えよ?」

「うん!」

「…約束」


健斗くんは小指を出した。



「約束」


小指を絡める。



…約束…だから…。


絶対。絶対。


守るからー…。



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