永遠の絆


「…楽しくないでしょ。考えてたら」

「そんなことない…」


絢音はそう言った。


「…嫌がることしたから?」

「違う…私の…気持ちの問題なの…」


気持ち…?


「…」

なんて言えばいいのかわからない。


俺が助けられるとは思えないから。



「…私…わからないの。誰が好きなのか…」



< 136 / 159 >

この作品をシェア

pagetop