vivid 君ヲ求メタ



「家の用事とか無かったの??」


「うん、大丈夫」


雨は一向にやむ気配を見せない。

携帯用の傘では、ちょっと濡れる。


…家帰ったら、乾かさなきゃ…。


そして、歩くこと20分。病院に着いた。

久しぶりに訪れた病院は、内装が新しくなっていた。

みんなで、田口君の病室へ向かった。




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