超イケメン☆ホストクラブ【番外編】
「嘘よ…そんなの……絶対……」

自分でも何が正しいのかわからなくなってきて、「嘘」と決め付けようとする私に、

「じゃあ、今のこれも……嘘?」

と、銀河が聞いてきた。

「何よ、これもって……」

目を上げると、紫の色をした瞳とかち合った。

「このシチュエーション……」

再び銀河の唇が近づいてきて、避けることもできないまま口づけられた。

「これは、嘘じゃないだろ……?」

唇を離し、囁くように言う。

囁かれた耳までも、熱を帯びて赤くなるのを感じた。
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