超イケメン☆ホストクラブ【番外編】
――喫茶店に入り、コーヒーとココアを頼んだ。
温かな湯気が立つココアが運ばれてくると、少年はおいしそうに一口を飲んで、
「僕は、天馬って言います。これは、うちで飼ってる猫のテン。お姉さんの名前は?」
と、聞いてきた。
「私は、理沙…。その猫、テンちゃんって言うんだ…」
コーヒーにお砂糖を入れ、軽くかき混ぜた。
「うん、白テンっているでしょ? あれに似てるから…だから、テン」
猫は、真っ白な毛並みに赤い首輪がよく似合っていた。
「そっか、テンに似てるからなんだー」
「うん。ねぇ、理沙?」
急に名前を呼ばれて、びくりとする。
温かな湯気が立つココアが運ばれてくると、少年はおいしそうに一口を飲んで、
「僕は、天馬って言います。これは、うちで飼ってる猫のテン。お姉さんの名前は?」
と、聞いてきた。
「私は、理沙…。その猫、テンちゃんって言うんだ…」
コーヒーにお砂糖を入れ、軽くかき混ぜた。
「うん、白テンっているでしょ? あれに似てるから…だから、テン」
猫は、真っ白な毛並みに赤い首輪がよく似合っていた。
「そっか、テンに似てるからなんだー」
「うん。ねぇ、理沙?」
急に名前を呼ばれて、びくりとする。