超イケメン☆ホストクラブ【番外編】
「はい、ショートケーキね。あの喫茶店のケーキって、すごくおいしいんだよ」

と、天馬がケーキ皿を手渡してくれる。

添えられたフォークでケーキを口に運ぶと、程よい甘さの生クリームが口の中に広がった。

「本当においしいね…このケーキ」

「ねっ、そうでしょ?」

天馬が顔をほころばせて、フォークをパクリとくわえた。

「さっきは飲み物だけだったし。理沙にも、あそこのケーキ食べさせたかったんだ」

「そうなんだ…ありがとう」

と、微笑んだ。
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