愛夢
自分
私は鈴木加奈(すずきかな)
今日は高校の入学式だ。
家から徒歩5分ほどの学校だ。
「いってきまぁ~す」
私は新しい学校生活にどきどきしながらも家を出た。
そこには親友の桐谷愛(きりたにめぐみ)がいた。
「加奈、おはよ~♪一緒行こーよ!」
「もち!!いいよん♪」
私と愛は幼稚園からの友達ですごく仲が良い。
愛は可愛いというよりも美人系だ。男子にも普通に人気がある。少し天然なだけ・・
「同じクラスになれるといいね!!」
愛が言った。
「でも、ありえるかもね?だってあんまこの学校受ける人いないっしょ?」
そう・・私達が通う学校にあまり入学する人はいない・・
うちの中学からも10人もいないだろう・・
全校生で100人以下らしい・・・
そんな学校に通う理由は「「家が近い」」ただそれだけ!!(笑)
愛は私と同じ学校に行きたいということで一緒になった。
今になると愛の意見も尊重しておけばと思った・・
なぜなら愛は結構な頭の良さだ・・
今になって戻ろうと思っても、もう無駄だが・・
そんなこんなを思ってるうちに学校に着いた。
「早くクラス表見なきゃ!」
愛は猛ダッシュで行ってしまった。
私は愛ほど見たい!とは思わなかったので、ゆっくり行った。
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