*white note*
「ねぇ~」


「・・・。」


「ね~ぇ~」


「・・・。」


「ねぇったらぁ~!!」


「んぁ?!え?なに??」


ビックリしたぁ~((汗
うち、話しかけられてたんだ。
知らなかった・・・


「遥、大丈夫??」


「ぇ?なにが??」


「さっきからずぅーっと、ボーっとしてるし」


ウソ・・・顔に出てた?!
バレないようにしてたんだけど・・・。

「ごめん、気にしないで。」


素っ気無くてごめんね。
本当はもっとたくさん話したいけど、
今はそんな気分じゃないんだ。
ごめん。

「そっかぁ」

澪斗はそう言って、黙り始めた。
今の位置から自宅まで20分はある。
今までは短い距離だと思っていた道が

こんなにも長く感じる。


ただ、黙々と歩くだけ。





早く家に着いて!!
って、ずっと思ってた。
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