サクラ舞う。
「いくよ。…ジャンケンポン!」
「…勝った方こっちー。」
「あっ!量子ちゃん!」
「…一緒だ……」
「うちもだよっ!」
ペアはジャンケンで
決めた。
万佑花
一
涼
量子
優作
仁志
この3人。
「あっ、えと…よろしくね」
「うん」
わたしは
さりげなく、板橋くんに
挨拶した。
「えーと…次は、仕事の役割を決めましょう。…だって。」
「役割?…何があるの?」
「料理作り、掃除、洗濯、だって。」
「えー、俺どれもやだ」
「…じゃぁ、これもジャンケンで決める?」
「あー、じゃぁ、優作!勝負しよーぜ」
「おっしゃー。ジャンケンポン!」