サクラ舞う。
いきなり同居!?
「うっ…ここどこ…」
「万佑花ちゃーん><」
量子ちゃんがわたしに抱き着いた。
「あっ、それより一くんたちは?」
「それが、この部屋にいなくて…」
「えっ…」
がちゃっ
わたしたちは、向こう側にドアを見つけて、
その扉をあけた。
「みんな!」
「あっ、お前らそこにいたのか?」
「よかったー」
「えっ」
「量子ちゃん、めっちゃ心配してたから…」
「皆さん、目がさめましたか?」
あのときの声…。
「あの!ここ、どこですか?!」
「えっ?皆さんが今日から暮らす家ですが…もしかして、なにも聞いてませんか?」
「なにって…」
「皆さん6人は、選ばれた6人です。」
「選ばれた?」
「はい。500人ほどの中から選ばれたんです。」
「何にですか?」
「…それは、同居するメンバーですよ?」