サクラ舞う。
どっ、同居!?
「ちょっと待って!同居ってなんですか?!」
「なんで俺らが…!」
「…」
「だって、お母さんたちは?」
「えっ!ちょっ…マジで意味分からんのやけど…」
「てめぇーら…いったん黙れやがれ!」
「えっ……」
見た目は…
めちゃ可愛いマリアさんが…
「いいか!?あんたらは、今日からここで暮らすんだよ!いいからこのマニュアルみて、あんたらで考えなっ!」
「…」
「!あと、この部屋からは逃げられると思うなよ?」
がたんっ―――
「…」
みんな、なにも言えなかった。
「…3人1組のペアを作りましょう…ただし、男子2人、女子1人にすること…」
「なにそれー」
マニュアルの1ページ目には
そう書いてあった。
「ってことは…」
「わたしと万佑花ちゃんは確実に離れるんだ…」
「やだよー」
「つーか、こんなのやらなくても…うっ…」
「…ちょっ、一くん?」
「ゲホッ…」
急に一くんが倒れた。
「…っ」
「あっ、一くん大丈夫?」
「…あぁ。」
「やっぱり…逆らえないのかな…」
みんな
マニュアルをみた。