妖精なアイツ【完全版】
「ヒカルと、バレンタインのチョコの数勝負しようと思ってんけどさ~。ヒカルが、“女の子の気持ちを勝負に使うなんて駄目に決まってるじゃないか”っていうもんだからさ。」
ふ~ん…。
真面目やね。
「だから、美希からのチョコを貰った方が勝ちって事にしたから!」
「…はっ!?」
ちょ、ちょっと待ってよ…。
さっき、女の子の気持ちを…なんちゃらって言ってたやんか。
「なにそれ。」
「へ?だから美希のー…」
「私は女の子ちゃうっちゅうんかい!!」
「ちょっと、美希…落ちつ……ガハッ!!」
私は長谷川をグーで殴り、ドスドスと音を立てて廊下を歩く。
長谷川は男子トイレの前で倒れていた。
ふ~ん…。
真面目やね。
「だから、美希からのチョコを貰った方が勝ちって事にしたから!」
「…はっ!?」
ちょ、ちょっと待ってよ…。
さっき、女の子の気持ちを…なんちゃらって言ってたやんか。
「なにそれ。」
「へ?だから美希のー…」
「私は女の子ちゃうっちゅうんかい!!」
「ちょっと、美希…落ちつ……ガハッ!!」
私は長谷川をグーで殴り、ドスドスと音を立てて廊下を歩く。
長谷川は男子トイレの前で倒れていた。