妖精なアイツ【完全版】
「…ありがと。」
「じゃっ、私帰るから!」
「…えっ!?」
急に顔を真っ赤にして、桃子は私の手を引いた。
私は何がなんだか分からず、桃子に引っ張られる。
***************
「…なんだ、あいつ…。」
夏男は唖然とした顔をして、突っ立っていた。
「今、本命だけ買ったって、言ったよね?」
夏男の後ろには、妖精。
様子が気になって、影で見ていた彼も唖然として立っていた。
「ああ…言ってた。」
少し顔を赤らめて言った夏男の両肩をガッシリ掴んで、妖精は言った。
「ミッキーもって、言ったよね?」
「ああ…、ナオもって、言ってたけど…」
妖精は、夏男の肩から手を離した。
「ヒカル、どうした?顔…赤いぞ?」
妖精の顔は、耳まで真っ赤だった。
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「じゃっ、私帰るから!」
「…えっ!?」
急に顔を真っ赤にして、桃子は私の手を引いた。
私は何がなんだか分からず、桃子に引っ張られる。
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「…なんだ、あいつ…。」
夏男は唖然とした顔をして、突っ立っていた。
「今、本命だけ買ったって、言ったよね?」
夏男の後ろには、妖精。
様子が気になって、影で見ていた彼も唖然として立っていた。
「ああ…言ってた。」
少し顔を赤らめて言った夏男の両肩をガッシリ掴んで、妖精は言った。
「ミッキーもって、言ったよね?」
「ああ…、ナオもって、言ってたけど…」
妖精は、夏男の肩から手を離した。
「ヒカル、どうした?顔…赤いぞ?」
妖精の顔は、耳まで真っ赤だった。
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