妖精なアイツ【完全版】
どくどくと、胸の奥で音がする。
ギュッと目をつむって、ドキドキが収まるのを待った。
その瞬間、少し甘い香りがした。
…妖精の、匂いだ。
「ミッキー、あのさ。」
妖精と私は、凄く近い距離にいた。
妖精と目が合うと、またドキドキが止まらないけど、だんだん、それも心地よくなってきた。
「僕…桜井先生の事がふっきれたの、ミッキーのおかげだって、思ってる。」
「う、うん…。さっき聞いた。」
「意味、分かってる?」
「え?」
その瞬間、視界が真っ暗になった。
妖精が近付くから、反射的に目を閉じてしまっていた。
そして、しばらくして、唇に、柔らかい感触がした。
ギュッと目をつむって、ドキドキが収まるのを待った。
その瞬間、少し甘い香りがした。
…妖精の、匂いだ。
「ミッキー、あのさ。」
妖精と私は、凄く近い距離にいた。
妖精と目が合うと、またドキドキが止まらないけど、だんだん、それも心地よくなってきた。
「僕…桜井先生の事がふっきれたの、ミッキーのおかげだって、思ってる。」
「う、うん…。さっき聞いた。」
「意味、分かってる?」
「え?」
その瞬間、視界が真っ暗になった。
妖精が近付くから、反射的に目を閉じてしまっていた。
そして、しばらくして、唇に、柔らかい感触がした。