女神さまにおねがい!!~カミコイ2~

 妖精とは全然違う…存在感を醸し出す…男性が立ち上がった。


 「…こいつがウチの悪魔ブラックナル…こえ~だろ?」


 透牙さん…言う通り……。


 この人…スゴく怖くて、黒い悪魔だ!!!


 「おい!!?てめえか?俺の名前をまともに憶えてねえヤツは?俺はナル!!
ルは一つだ!!」


 「すいません・・・」
 私は怖くて、ひたすら頭を下げた。


 「おい!?本番前に機嫌直しとけ~ナル」



 控え室に居なかった…ヤッキーが入って来た。



 「うるせぇ!!ヤンキー!!」



 「俺はヤッキーだ!!」



 ヤッキーと顔を合わせたとたん…ナルは喧嘩を始めた。


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