女神さまにおねがい!!~カミコイ2~

 撥ね飛ばされたナルの体は水の壁にぶち当たり…その場に倒れ込んだ。



 「ナル!!!」



 私は倒れたナルの体に近づこうとするが…キングが私の前を阻む。



 「……姫さま~邪魔者は消えた…」


 「キング!?目を覚まして!!」


 「……」


 キングは私に近づく。私は逃げるように一歩下がる。


 「……!!?」


 誰かが…水の玉を消し去った。

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