女神さまにおねがい!!~カミコイ2~
俺は亜希緒ちゃんを連れて戻って来たヨシに歩み寄る。
「お前に話がある…」
「…俺はお前と話しているヒマはない…ヒロの言いたいことは分かっている」
「…じゃあ~此処で言う…お前は…神として自覚ないのか?」
「俺は神である前に一人の男だそれに今まで誰にも言わなかったが…俺の夢
は家族を作ることだ…俺は中絶はさせねえぞ!」
「何も俺はそんなこと言ってないだろ!」
これ以上天界に波風を立たせなくなかった。
天使たちも創造の神である恭に悪霊が取り憑いてることは知っていた。
このままだと…俺たちは神として失格の烙印を押されてしまう。
天界をまとめるどころか…俺たちは天界から追放させられるかもしれない。