女神さまにおねがい!!~カミコイ2~

 「お二人とも冷静なって下さい」



 シンが感情的になる俺に歯止めを掛けてくれた。



 さすがは俺の側近。



 こんなにも俺を理解してくれる相手は今まで、居なかった。



 「……行くぞ!亜希緒」




 「え…あ…」




 ヨシは話を遮って、亜希緒ちゃんの手を掴み、先に帰ってしまった。



 「…私たちも後で…亜希緒とお話しますから…安心して下さい」



 「ありがとう~亜希世ちゃん」
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