女神さまにおねがい!!~カミコイ2~

 ヨシはいつも迷いながらも…キチンと最後には自分の意見をハッキリさせる。



 何の柵にも囚われない…ヨシが俺は羨ましい。



 「……ヒロさん」



 「……」



 また…亜希世ちゃんがそばに居るのに…考え事をしてしまった。



 「…ゴメン…」


 「いえ…」



 「俺はつまらない男だろ?」



 「そんなことないと思います…。博学で…何でも知っている…ヒロさんは私の
憧れです☆」



 「えっ!?」



 俺は亜希世ちゃんの言葉に激しく動揺して、心臓の鼓動が早鐘を打ち始める。



 女に…こんなドキドキした思いを抱くのは…初めての経験。




 亜希良にもドキドキさせられていたが…全く違う感情…。
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