女神さまにおねがい!!~カミコイ2~
「……」
しだいに操縦室に眩い光が差し込んでゆく。
「!!?」
シャトルは動きを止めた。
「…全部…機械だ…」
ナルは驚きの声を上げる。私も同じだった。
今見えている…光景がホンモノだとは信じられない。
銀色の壁が高く聳え、無機質な機械音を響かせていた。
私たちはシャトルの搭乗口へと急ぐ。
シャトルの搭乗口にマリアから渡された通路を歩いてゆく。
細く狭い通路を一人ずつ歩かなければ歩けない。おまけに通路の真下はかなり
深く…漆黒の闇に包まれていた。