女神さまにおねがい!!~カミコイ2~

 「蛸やイカと神木を掛け合わすなんて…神の冒涜もいいとこだ」



 ナルは呆れ返った声で呟く。



 「……」



 得体の知れない物体となった神木を見ていると何だか…悲しく胸が痛む。



 未来の私たちは人とともに…共存し…私たちは天の鉱物を人に恵み、ともに繁栄を願った。




 その結果…人は私たちの天を支配すべく…歯向かい…世界は消滅した。



 「!?」



 吸精樹には目など存在しないが…私を見ているような感覚に襲われる。



 サイラン??


 そんな気がした。



 
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