女神さまにおねがい!!~カミコイ2~
自分の血の異様な匂いに俺の鼻腔は刺激され、吐きそうになる。
……このまま…果てるのは嫌だ…。
俺は神…創造の神だ……。
悪霊に憑依され…仲間に自分の母親に刃を向けた俺だけど……こんなとこで何も
せずに果てるのは避けたい……。
俺は壁を伝い…立ち上がる。
全身に激しい痛みが駆け抜け…血がポタポタと雫のように流れる。
それでも俺は壁を伝い歩いて、扉に急ぐ。
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