女神さまにおねがい!!~カミコイ2~

 「別にいいけど~」



 レーアはOK.


 
 「ヤッキーは?」


 シンが俺に問いかけた。



 「ん、あ…たまにはいいぜ~」



 「ナルは?」



 「……どっちでもいい…」



 ナルは仰向けに転がって二つの月を見ていた。



 『二つ月 神のみぞ知る 惑星(ホシ)の未来 わが往かば 暁の彼方へ』



 ナルは久しぶりに和歌を詠んだ。


 


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