女神さまにおねがい!!~カミコイ2~

 「俺が…皆の記憶を消すから…それでいいだろ?」


 時の神である俺は人の記憶を消す力を持っていた。



 「ああ…そうしてくれ」



 「帰っていいぞ~」



 俺は亜希良の腕を掴んで…学園長室を出た。



 「……」



 廊下には光児の姿。




 「…ヤッキー…加瀬さんとマジで付き合ってるの?」




 光児の目がいつになく…怖い。
 俺はどう説明すればいいか?言葉に迷った。




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