背番号1のエース
気になる気になる気になる気になるっ!
救世主の正体っ!
「まじで誰っ?!」
携帯に向かって、1人叫ぶあたし。
衝動のままにボタンを早打ちして文章を作る。
「なんか色々とありがとうございます!
すごい嬉しかったです。
えっと…先輩ですか?」
画面越しに、にらめっこ。
ほんとにいいのか?こんなんで?
うーんうーん…
うーん…
考えてんのも面倒くさいっ
てぃやっ!
投げやりになってボタンを押す。
悩んだ時間なんてきっと1分足らず。
1度衝動にかられたら
自分じゃどーすることもできないんだもん!