ある夫婦の出来事
「美紀、出来た?」「あ、うん」


「これでいいでしょうか?」「はい」「後はあちらでかけて待っていてください」「わかりました」

中では妊婦さんが大きいおなかを抱えて座っていたり、小さい子供をあやしてる姿が見えた

「本当に子供できるのかな?」「わかんないじゃん診察してみないと」「そうだね」

呼ばれるまでの時間がとても長く感じられた

「前園美紀さん」「はい」「じゃあ行くね」「うん」

診察室は壁がピンクになっていて、幾分緊張を和らげた・・・・

「最後の生理はいつですか?」「最後の生理・・・・確か4日前」「はい」

じゃあ診察台にあがってください、診察台にあがるとカーテンがさっと閉まった

「恥ずかしい・・・」美紀は恥ずかしい部分を問診されていた

「ちょっと痛いですよ」「はい」

なにやら器具のようなものが体の中に入っていく感じがした

「はい終わりですよ」「はい」さっと診察台から美紀はおりた

なんど問診されても屈辱的だ
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