可愛くてごめんなさい。
「じゃあ、
待ってるからね。」





と言いながら、
藤先輩は去っていった。





(やれやれ)

と思いながら、
自分の席に座ると…




昨日の3人組の女ども(A子とB子と名付けよう)
の一人、B子が私の席の横を通りながら…





「藤先輩と話が出来たからって
ニヤニヤすんじゃねぇよ!」



ガンッと
私が座っている椅子を
蹴っていった…





(うっとうしいなぁ!
話したきゃ、
勝手に話せよ!)






でも
人目があるので、
ピュア伊織は
顔を手で隠し、
泣いてるように見せかける。




(あとでこの
ストレス解消してこよ)
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