可愛くてごめんなさい。
居間のソファに寝そべってN○Kニュースを見ているのが、
今年14才になった弟の拓海(たくみ)。
親は共働きで…
家に居ない時間の方が多い。
(そのせいで、
あんまり一緒に遊んだ記憶がない)
だから…家事は、
いっつも私がする羽目になる。
……今更そんな事考えてもしょうがないから、
今日の献立を考えよ。
(まぁ、美容が第一だから
やっぱ野菜ね。)
「うーん。
今日も野菜メインね。
あー…
でもアンタも一応育ち盛りだから小鉢で肉じゃがぐらい作ってあげるわ。」
言い終わった瞬間、
弟はソファからガバッと起き上がり…
「肉じゃがが小鉢かよ!!
ありえねぇし!
てか、また野菜メイン?
毎回同じじゃんか〜
ちっとは美容よりかは俺の好み作っ………」
ブチブチッ
「あ"ぁ?」
喋り終わる前の拓海を睨みつけたら、
弟は目をそらして、
とっさに話を変えてきた。
「そ、
そういえば俺まだ宿題があったんだったぁ。
姉ちゃん後はよろしく〜」
出来たら呼んで!
とかわいく言いすてて、
2階の自分の部屋に逃げていった。
(わざわざご飯を作ってやってるのに、文句言いやがって!!
甘やかすのがいけないんだ…)
「って甘やかしてるのは私やないかい!!」
はぁ、
一人でノリツッコミをした後はため息をつきながら台所へ向かう。悲しい私。
心をリフレッシュして、
「明日から…念願の高校生活!!
この可愛さで学園アイドルを目指すぞ!!
伊織、ファイト♪」
今年14才になった弟の拓海(たくみ)。
親は共働きで…
家に居ない時間の方が多い。
(そのせいで、
あんまり一緒に遊んだ記憶がない)
だから…家事は、
いっつも私がする羽目になる。
……今更そんな事考えてもしょうがないから、
今日の献立を考えよ。
(まぁ、美容が第一だから
やっぱ野菜ね。)
「うーん。
今日も野菜メインね。
あー…
でもアンタも一応育ち盛りだから小鉢で肉じゃがぐらい作ってあげるわ。」
言い終わった瞬間、
弟はソファからガバッと起き上がり…
「肉じゃがが小鉢かよ!!
ありえねぇし!
てか、また野菜メイン?
毎回同じじゃんか〜
ちっとは美容よりかは俺の好み作っ………」
ブチブチッ
「あ"ぁ?」
喋り終わる前の拓海を睨みつけたら、
弟は目をそらして、
とっさに話を変えてきた。
「そ、
そういえば俺まだ宿題があったんだったぁ。
姉ちゃん後はよろしく〜」
出来たら呼んで!
とかわいく言いすてて、
2階の自分の部屋に逃げていった。
(わざわざご飯を作ってやってるのに、文句言いやがって!!
甘やかすのがいけないんだ…)
「って甘やかしてるのは私やないかい!!」
はぁ、
一人でノリツッコミをした後はため息をつきながら台所へ向かう。悲しい私。
心をリフレッシュして、
「明日から…念願の高校生活!!
この可愛さで学園アイドルを目指すぞ!!
伊織、ファイト♪」