先輩と甘い恋 ~Sweet☆Love~
もうおしまいだ…。
絶対あとで質問攻めになる事を予想できる。
「じゃあ皆さん西城君と仲良くお願いしますね。あと西城君。西城君の席は櫻井の隣だ。」
そう言って先生は教室から出ていった。
次の授業までの空き時間…どうしようか…。
というか席も一つ空けて隣になっちゃったし…。
『…どうしよう……』
智也はもう席に着いている。
トントン…
智也の机を軽く叩く。
『ねぇ…智也…?』
小声で聞く。
「あ?」
『何で言っちゃったの?』
「良いだろ…面白いし!」
『面白いって…』
私のこれからの苦労をしらないで…。
もう…どうすればいいんだろう…。