先輩と甘い恋 ~Sweet☆Love~



『あの……』


静かに智也に聞く。


「どうした?」


後ろを振り向き言う。


『実は……「トイレ行きたいんでしょ?」


私が言おうとしてた事を椎榎が言う。


『へっ!?』


あまりにビックリして間抜けな声が漏れる。


『な…なんでわかったの?』


「だって何年美空と親友やってると思ってんの!そんなの朝飯前だよ!」


笑いながら話す椎榎。


『そ、そっか!』


もはや苦笑いの状態な私。


家はもうすぐだけど…どうしてもトイレに行きたい……。

恥ずかしいけど……漏れてしまいそうで…。


「じゃ行ってくれば?」


『あっうん。』


急いで走って近くのトイレに向かう。







< 58 / 99 >

この作品をシェア

pagetop