先輩と甘い恋 ~Sweet☆Love~
――美空side――
昨日はあのまま眠ってしまった為お風呂にも入っていなかった。
急いでお風呂に入り、準備する。
椎榎と待ち合わせの時間まで残り少ない…。
『急がなくちゃ!!』
パンを口に含め、野菜ジュースを飲み干す。
智也とはまた…話していない…。
そんな事をチラッと思いながらも急いで家を出た。
あー!ヤバいー!!
携帯で時計を見ると…
『間に合ったー!!』
時刻は丁度だった。
「おはよう、美空!どうしたの?そんなに急いで…」
『椎榎、おはよー!いやー…時間がギリギリだったから…走って来た。』
まぁ…間に合ったから良かったんだけど…。
「そうだったんだ…美空らしい!」
そうフフっと笑って一緒に歩き始める。
『あ、そういえばね!昨日…青山先輩っていう人と話したんだ…。』
その瞬間椎榎はえぇーー!!とビックリした様子。