逆転フィーバー
はぁ…
行くべきか?
行かざるべきか…
目の前には杏ちゃんの家。
相変わらずデッカい家…
「まだ何か用?」
ビックリ!!
振り返ればチワワだったよな…
チワワを散歩させていた
杏ちゃんが立っていた。
私服の杏ちゃん。
これがやっぱり杏ちゃんだ…
白を基調としたお嬢様スタイルは
昔と全然変わらず清楚だった。
「杏ちゃん犬飼ってんのぉ?」
「見れば分かんでしょ。
アタシは何の用かって聞いてるの」
どんだけ俺と話したくねーんだよ。
言葉に棘があるもんな…