i 〜アイ〜
―3年後―




「ズッ……フッ…」

「拓…何で…ズッ…」



周りには数えきれないほどの花があり、みんなの涙声だけが響いている。




その中に満面な笑みの拓の写真が飾られている。




拓は若くして帰らぬ人となった。



「…拓…約束は…?」                                                              「……んなわけ無いよな!」



「だって……」



「うひょー!もう授業始まってるじゃん!えーチャイム鳴った?」

腕時計を見ながら教室へ走って戻った。
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