i 〜アイ〜
「あれー?明日香いないなー早く来過ぎた?」

若者で賑わう街のど真ん中にある高いタワーの前で待ち合わせしている。


「あっ!携帯に電話してみよ!」

そう言い鞄から携帯を取り出した瞬間、誰かが手にぶつかった。

「あっ!」

地面に落ちた衝撃でガラスのキーホルダーが割れた。

「あーーぁ!キーホルダーが……」

「あーごめんねーお嬢ちゃん!」

このくそジジイ…!




ナメとんか…                   「っち…」

「うん?何やねんその舌打ちは!」

そう言い、しゃがんでるレミの服を掴んだ。
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