i 〜アイ〜
「……あれ?いない…」

屋上に足を踏み入れて、周りを見渡すが男の姿が見えない。




「……まさか」

後ろに視線を感じ勢いよく振り返った…。



懐かしい匂い

色の明るい髪

整った顔に

大きいけど、ちょっとキツイ目。

背が高くて、左手に傷。


左手にキズ?!



『謝って』

男はレミを上から睨みつけながら、謝罪を求めている。
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