i 〜アイ〜
外からボールが、拓を目がけて窓を突き破り飛んできた。


「拓大丈夫!」

『大丈夫……大丈夫…』

「手から血でてるよ!」

『破片が刺さっただけだから…』

「保健室行こ!亮は先生呼んできて!」

「おう」




「はい!これでよし」

「ありがとうございます」

『……』

「ほら!ちゃんとお礼言わないと」

そう言い拓の背中を叩いた。

『イッテェ……ありがとう…ございます』
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