犯人
「…やっぱり。」


男性が言った。

「普通ならここには110と

番号が表示されるはずだが

225となっているぞ?」


「そ、それは…」





「悪いが、お前がその

詐欺団体の奴だという目星は

ついてたんだ。

しかしなかなか確信的な

証拠がない。

我々は困った挙句に

この策を実行した訳だ。」



「なんてことだ!

つまりあなたは…」
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