いつもの…
彼女模様
〜〜♪♪〜〜〜♪〜〜



私の携帯から彼仕様の着メロが耳に届いた



「はい。どうしたの?」



『あぁ。ちょっと話があるから…夜、会ってほしいんだ』



何?そんな思い詰めたような声で話すの?そんな声を聞いたら夜の話がどんな内容か分かっちゃうじゃん…



「うん。分かった。じゃあ、いつもの時間でいつもの場所でいい?」



でも、私は何も知らないフリをする。そして、私たちだけの合言葉でもある“いつもの”を告げて電話を切った



今は3時か…仕度しよっかな…



クローゼットを開け、初めてのデートで着たワンピを出した





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