聖夜の夜に……
ぼくは頭が真っ白になってしまった。

これほどこの仕事が辛いと感じた事はない。


そんなぼくへ
「クリル大丈夫か?」
キュアが話し掛けてきた。

リストから顔を上げたぼくの顔を見て

「顔色悪いぞ。
仕事手伝ってあげようか?」

そう心配顔で聞いてきた。


ぼくは少し迷った。

でも、
これはぼくが見届けなくちゃ。

無理やり笑顔を作ると

「大丈夫だよ
キュアありがとう」
と答えた。
< 29 / 46 >

この作品をシェア

pagetop