聖夜の夜に……
キュアの瞳は透き通るようなブルーで
サラサラのストレートの髪が自慢らしい。

「ぼくはまだ1人残ってる。

病気の子どもなんだけど、少し気が重いよ……」

ぼくが困ったような顔でそう答えると、キュアも同じように困った顔をしながら

「またあの病院かい?

子どもはやっぱり少し気が重いよね」
と言った。
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