揚羽蝶


「アゲハちゃん…」


あたしは迷った


確かに売上げは上げたい


でもやりたくない


「…いいじゃん1回ぐらい」



やだ…


やだ!!!


あたしは宮沢さんを突き放す


「…いやです」


恐怖というよりも


気持ち悪かった…


宮沢さんはあたしを


睨みつけると


席を立って店を出て行った
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