もう一度、名前を呼んで。【完結】



「風斗さんは家にいんのか?」



けいちゃんの車は左ハンドル。




久しぶりに見たな〜

懐かしい。



「さぁ?知らない。」

「そうか……」



けいちゃんの顔は見えない。


けど何となく分かる気がした。



「家でもいい子にしてろよ?」

「いい子だよ。心配しなくても。」



助手席であっちゃんがクスクス笑ってた。




< 310 / 334 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop