もう一度、名前を呼んで。【完結】
悠唏に、あたしのアメリカでの話をするときは来るのかな…?
あたしが、みんなとのことを思い出として話すことが出来る日は…
来るのかな?
もう一度キレイな夜景を見て、一粒だけ涙が零れた。
いつか。いつか、あの日々を思い出にできたらいい。
今は到底無理だけど…
いつか笑って思い出せたら、きっとそのときは悠唏にも話すよ。
あたしのかけがえのない人たちのこと。
それまでもう少し、まっていてね。
【終】