もう一度、名前を呼んで。【完結】
家を出てみると、この住宅街も活動を始めている。
最近部屋から見ていた景色が、あたしの目の前に広がっていた。
あたしはなんだかワクワクしてきて、ウキウキした気持ちで学校に向かった。
学校に近付くにつれ、だんだんあたしと同じ制服を着た人が出てくる。
あたしは一応、目立たない様に歩いた。
みんな制服を着崩していてなんかカッコイイ。
あたしもちょっと可愛くしてくればよかったかなぁ〜
そんなことを思いながら、他の生徒に混じって学校に入っていった。