Strawberry Love
ふと懐かしい感じに包まれた感じがしたが、それは直ぐに激しい頭痛に変わった。
「…っ!!!」
痛い…
やだ…なにこれ…
頭が割れそう…
「葵!?」
矢崎さんの声なんて聞こえない。
「や…っ!!」
色んな画像と声が、頭に流れてくる。
―『葵、ごめんな…』
―『これで全て終わりね。』
やだ…
いや…っ
―『俺、葵が好きだ…』
…っ
次の瞬間、頭が真っ白になった。
誰かがどこかで私を呼んでいる―…