Strawberry Love

―朔斗side




川に落ちた葵を助けようとしたら、葵が体制を崩し、支えきれず俺も川に落ちた。




「きゃーーーーー!!!!!すみません、ごめんなさいっ!!」




葵がそう言い謝ったあと、いきなり、まるで石のように動かなくなった。




「葵、大丈夫か…?」




心配して声をかけたが反応がない。




「…っ!!!」




すると葵が頭を抱え、苦しそうにしはじめた。




「葵!?」




葵はさっきより更に苦しそうだった。




「や…っ!!」




まるで、何かに襲われているようだった。




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