Strawberry Love

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2人で泣いてから数十分。




「ちゃんと朔斗さんたちにお礼を言わなきゃね。」





「うん…」




「っていうか葵!!幸せ過ぎるよっ!朔斗さんにかなり愛されてるね!!」




「へ…?!」




「葵が眠ってる間、ずっと朔斗さんが着いてたんだよ!『葵が目を覚ました時、一番に側にいたいから』って!」




うっそ…




私が驚いた顔をしていると、




「多分、ほぼ一睡も寝てないんじゃない?」




胸がキュンとした。



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